ハワイアン・カウボーイの町、マカワオ
ハレアカラの高地に位置するマカワオは、なだらかな丘や霧に包まれた山が広がり、涼しい風に吹かれて内陸部全体にユーカリの香りが漂います。景色がよく、豊かな土壌の中腹には、牧場や植物園、農場が広がっています。
昔からハワイの人々は、内陸部の火山性土壌を利用してタロイモやサツマイモを作ってきました。クラの農場では、ハワイの高級レストランにも直送される有名なマウイ産玉ねぎなど、新鮮な農作物の栽培を見学できます。小さなマカワオはパニオロ(ハワイアン・カウボーイ)の町で、アート・シーンが盛り上がっています。マウイ島最高峰のハレアカラ山では、高地の希少な動植物を見ることができます。
小腹がすいたらコモダ・ストアで評判のシュークリームをぜひ。日本人のプランテーション労働者、コモダ・タケゾウ氏が1916年にオープンした小さなベーカリーで、地元で大人気です。朝には焼き立てのパンを求めて長い列ができることもあるので、なるべく早い時間に行きましょう。定休日は毎週水曜日と日曜日です。
また、多彩なショップ、ブティック、アートギャラリーで、午後のとりとめのない時間を過ごすこともできます。 このアーティストの街では、ガラス吹き工、木の彫刻家、画家が制作活動を行っているのを垣間見ることができます。マカワオのフイ・ノエアウ・ビジュアル・アート・センターでクラスに参加するのもいいでしょう。展示の見学は無料です。パニオロの伝統と活気あふれるアート・コミュニティが混在するマカワオ。マウイ島ならではの人気スポットです。