「レスポンシブルツーリズム」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? これは観光客のひとりひとりが、自身も観光地の生態系や環境へ負荷をかけてしまっているかもしれないという主体性と自覚を持って、責任ある行動をするべきという観光のあり方を提唱する言葉です。
もはや「旅の恥はかき捨て」はできず、見て見ぬふりはできないということです。
今回ハワイ州立自然エネルギー研究所(Natural Energy Laboratory of Hawaii Authority、英文略称:NELHA)に取材に行ってきたのですが、あまりにもハワイ島のリサイクル事情について無知すぎたと、反省することしきりでした。
今回取材させていただいたのは、NELHAのNPO団体であるKEAHOLE Center for Sustainability。こちらでは、様々な学生のインターンの受け入れを行なっていたり、島の生物多様性・生態系と保全科学などの広報・啓蒙活動を行なっています。その一環として、このように研究施設のツアーに誰でも参加することができます。ただ、英語での座学が中心なので、もし体験型ツアーにより興味があるという方は、次回配信予定のコナ・ソルト・ファームのツアーがオススメです。