日の光が降り注ぐラナイ島南部は、ぜいたくで静かなエリアです。フロポエ湾とマネレ湾に広がる美しい海洋保護区では、ハシナガイルカの群れが海面をジャンプする姿がよく見られます。2つの湾の間には、ラナイ島のシンボル、プウ・ペヘ（スイートハート・ロック）があります。フロポエ・ビーチの正面には、フルサービスのスパ、高級レストラン、ジャック・ニクラウス氏設計のザ・チャレンジ・アット・マネレなどがあるゴージャスなフォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレ・ベイがあります。
4WDで南部の断崖にある穴場中の穴場、カメハメハ大王お気に入りの夏の釣りスポットとして知られるカウノルにも行けます。カウマラパウ港では、信じられないほど美しい夕日を眺められます。ラナイ島南部へは、ラナイ空港とマネレ港のどちらからでもアクセスできます。
南岸には、絵のように美しいフロポエ湾とラナイ島の主要ボート・ハーバー、マネレ湾があり、その2つの湾の間にラナイ島のシンボル、プウ・ペヘ（スイートハート・ロック）があります。美しい自然のランドマーク、プウ・ぺへは、ハワイの伝説と深いつながりのある場所です。 それはラハイナの少女ぺへとラナイ島の若き戦士マカケハウについての伝説。ペヘの美しさにすっかり魅せられたマカケハウは、彼女を見るたびに感動して涙で目がかすみました。彼の名前マカ（目）ケハウ（かすみ）は、これに由来します。マカケハウはぺへをラナイに連れて行き、マネレの崖の下にある海食洞に隠しました。 ある日、食糧の調達中に嵐の到来に気付いたマカケハウ。すぐに引き返しましたが、そこにあったのは大波で溺れたぺへの亡骸でした。悲しみに打ちひしがれたマカケハウはその腕にペヘを抱きかかえ、険しい岩の島へ登るのに力を貸してほしいと、神々と祖霊に泣きながら頼みました。そしてペヘの亡骸をここに埋めると、24mの岩のてっぺんから打ち寄せる荒波に身を投げたのでした。
フロポエ・ビーチは1997年に「ビーチ博士」ことスティーブン・レザーマン博士から、全米ベスト・ビーチに選ばれました。南部沿岸のフロポエ湾には、真珠のような白く光沢のある砂浜と青く澄んだ水が広がっています。 フロポエ湾は年間を通して穏やかで、シュノーケリングや海水浴に最高のスポット。冬は海が荒れやすいので海水浴の際はご注意ください。一般に開放されているフロポエ・ビーチ・パークは、ピクニック・テーブル、バーベキュー用のグリル、トイレ、シャワーの設備も整っていて便利です。湾の東端にある大きな潮だまりがフロポエ湾のハイライト。溶岩が侵食されてできた潮だまりは穏やかで、楽しく探索できます。
自然・名所
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