ハワイでのバウリニューアルを検討しているのなら、ハワイアンスタイルがおすすめ。美しいロケーションで、ハワイらしい要素があふれる儀式や演出を取り入れれば、ふたりの忘れられないひと時となるはずです。そんなハワイアンスタイルのバウリニューアルを叶えるためのポイントを紹介!
ハワイアンスタイルのバウリニューアルとは?
2016.10.12Q1)ハワイアンスタイルはどのようなセレモニー?
ハワイの大自然を舞台に、カフ(聖職者)によって執り行われます。五感を通じて自然のパワーやハワイのマナ(神聖なエネルギー)を体感し、歓びと幸福を感じられるのが特長です。所要時間は15分程度で、以下のような流れが一般的。(※司式をお願いするカフによって内容が異なる場合があります )
【ハワイアンスタイルのバウリニューアルの式次第】
• カフによるチャント
• お清め
• レイの交換
• ハワイ語による誓いの言葉
• ホニホニの儀
• フラとウクレレによる祝福
• ティリーフを海に返す
Q2)各儀式にはどのような意味があるの?
●カフによるチャント:チャントとは、古代から継承されているハワイの神々に捧げる感謝と祈りの言葉。日本の神道でいう祝詞(のりと)です。
ハワイでは、ヘイアウと呼ばれる古代ハワイアンの神殿に立ち入る時や結婚式、お店の開店など何か新しいことを始める時に必ずチャントを唱える儀式が行われています。
●お清め:神々が宿る聖なる木としてハワイアンに崇められているコアの木のボールに海水とハワイアンソルトを入れ、ティリーフを使いお清めの儀式を行います。ティリーフは繁栄や平和の象徴であり、ハワイアンの儀式には欠かせない神聖な植物。浄化や魔除けのお守りとして、今でもハワイアンに身につけられています。
●レイの交換:結婚式で指輪の交換があるように、ハワイでは、永遠の愛を誓う証としてレイを贈り合います。バウリニューアルでは、特にレイの種類に決まりごとはありませんが、結婚式でもよく使われるマイリの葉を編んでつくられたマイリレイ(男性用)やピカケやチューブローズなどの花を用いたレイ(女性用)などが一般的です。
●ホニホニの儀:ホニは、ハワイ語で「キスをする」という意味を持ち、ポリネシアの伝統的な挨拶の方法。ふたりのおでこと鼻をつけて、呼吸を交換し、お互いの愛の再確認や幸せを願うものとされています。ハワイ語で「呼吸、息を吐く」ことを「ハー(Hā)」といい、命や魂を表すものとされています。古代ハワイアンは、呼吸には生命力や個人の魂が宿ると信じられていたことから、息をふきかけることはマナ(魂)をふきけけることを意味しています。なので、挨拶の際には、お互いのことを分かち合って繋がることを意味する、この儀式が行われていました。
●ティリーフを海に返す:お清めの儀式で使用したティリーフを、感謝の気持ちを込めてハワイの海に返します。
Q3)ハワイでバウリニューアルをするのに最適な場所や時間は?
特に決まりごとはありません。ふたりが選んだお気に入りの場所や好きな時間に行うのがハワイ語でいう「ho’ailona(兆し、啓示)」なのです。
ハワイの美しい自然に囲まれるビーチや公園で、夕陽を望む時間帯に行えばロマンチックなセレモニーが叶うでしょう。